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2014年6月15日日曜日

蝶々夫人


テレビの録画で。
二期会オペラ。東京交響楽団。指揮はダニエーレ・ルスティオーニ。

ヒドイハナシだと思ってたんだけど、いま観ると切ないハナシだねえ。
ストーリーが分かってても泣ける。テレビなのに泣ける。

今日のワタシの泣きポイントは、彼が帰って来たってわかった時に「うれしいわ」って歌うとこと、最後に子どもに向かって「私の天使」って歌うとこ。

今度はいつ観るかわかんないけど、次はどの場面でどんな風に思うかな。
港に着いた彼を一晩中待ってる時のシルエットで浮かぶ後ろ姿にハーモニーの合唱のところはテレビじゃなくてその場で感じてみたかったかも。

子役には小さい子どもが出てて。
こういう時いっつも思うんだけど、出演してる子どものココロはどうなってるんだろう。
素晴らしい音楽に触れられてプラスなのかな。
お母さんが死んじゃう役で、お芝居とはいえそのヒトに切々と訴えられてココロがどうかなっちゃわないかな。
もしワタシだったら後の方だと思うから、もうほんとすごく心配。

1回目のカーテンコールで出てきはった蝶々夫人は、命を絶った直後だったからか表情に凄みがありました。
それが、歌舞伎役者みたいな見栄を切ってるようにも見えたよ。

カーテンコールに出てきはったオーケストラの指揮者は、まあ若くてカッコよくて、雰囲気と立ち居振る舞いが10代のジャニーズみたいでした。

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