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2017年10月31日火曜日

原 博巳&ジェローム・ララン サクソフォンデュオコンサート

ドルチェ・アーティスト・サロン大阪
初めましてラランさん。
お茶目なラランさんと真面目そうな原さんが並んで吹いてるのがなんかおかしい。

半年ほど前にここで発表会がありました。
客席がガラガラだったこともあるのかものすごく響く音にビックリして自分の音が "イタイ" ように思えてフォルテが辛かった。
「こんな大きい音で吹きたいワケじゃないの…」ってずっと思いながら吹いてたよ。

あの日以来の会場。
いやあ、大きい音でした。フォルテもしっかり。
んー。
結局サックスっていうのはそういう楽器なのか…?
んー。

曲は・・・
ナウシカ良かった!
私も吹きたいなあ。
ピアノも素敵。

ブロー・ダウンも好きだった!
カッコイイ現代曲のなんて面白いこと。

なんだかこの日はむしろピアノに耳を持っていかれる感じでした。
大きな音でもイタくならない和音って素敵だワ。

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右の写真はこの前ブックオフに持って行った本。
すごく分厚い本でとてもキレイな状態。
買取価格2円・・・いいんだけどね。





2017年10月29日日曜日

仏像の見方


中東系の色っぽい仏像が好き。
お不動さんや金剛力士の強さも好き。

子どもの頃は怖くて直視できなかった金剛力士像に観惚れる日がくるなんてオトナになったもんダ。
不動明王が持ったはる縄は「縛ってでも人を正しい道に導くため」なんですって。
ああ、お願いお不動さま・・・

体罰反対の人たちはこういう仏教の教えをどう考えるんだろう??

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夏の終わりごろから、かれこれ2,3か月のあいだ気にしていたことが上手くすすんでホッと一安心。
いつもと違って雨の多い10月と週末ごとの台風だったけど、あとはもう年末まで穏やかなお天気だといいな。
そしてそろそろ本気で美容と健康に気を使って、自信と元気を持てるように自分を整えたい。
きちんとした気持ちを持ち続ける私でいられますように。





2017年10月25日水曜日

Requiem:Verdi Ballett Zürich



チューリヒ・バレエ団
レクイエム:ヴェルディ
テレビの録画で。

んー、芸術!
こういうの大好き。
この世の人ではなくなってしまったらしい人たちが、恐ろしく不気味で哀しい。でもしなやかで目が離せない。

もっと若いころは怖ろしげな音楽や表現はただただ恐くてイヤで、ある舞台を観たあとでそれを母に言ったら「芸術的なコワさね」って。
開眼。
醸し出される雰囲気に呑まれて怯えるしかできなかった女の子(けっこういい年だった気もするけど)"芸術"っていう言葉で一歩ひいて観られるようになって大人になった瞬間でした。

母の言葉/感性には今でもドキッとすることがある。
感謝。

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ダリアの切り花を買いました。
1本300円超。高い。
奮発してピンク2本、赤1本。
お花屋さん:「ダリアは必ず水きりしてください。蛇口の水出しっぱなしじゃなくて必ず入れ物の中で!」
え…!?
花瓶とは別に入れ物を用いするのが面倒くさくていつも蛇口の下で切ってた…
蛇口だと空気が入っちゃうからダメなんですって。
深い入れ物に水をいっぱいはって底の方で切るんですって。
そうしたらぐんぐん水を吸ってくれるって。

もうひとつ。
外側の花弁が枯れてきたら取り除く。
そうしたら中心が開いて大きくなって長く楽しめるんですって。

高い花はお手入れも丁寧にってことネ。

2017年10月23日月曜日

第21回関西サクソフォンフェスティバル

豊中市立文化芸術センター大ホール

今や隔年になっちゃたけどお楽しみのイベント。
今年はプロの演奏がたくさん聴けました。
いつもにも増してプロの方がたくさんいはったから合間のご挨拶やおしゃべりも楽しい!
自分の出番があったからプログラム全部は聴けなかったけど、聴いた中で「わあ!」って思ったのは
アンサンブルシュマンの"ミステリアスモーニング(棚田文則さん)"とSHIONの"レシテーションブック"。
学生さんでは初めて聴いた京芸の"モルダウ(スメタナ)"も素敵だった!

相愛とミベモルは聴けなかったけどいつも通り美しかったはず…

ただまあ、一日中サックスの音ばっかり聴いてると、ましてやアンサンブルでの大音量となるとサックスの音についてイロイロ考えちゃう…
"面"で向かってくる音じゃなくて一本の"筋"がいいなあ。アンサンブルなら立ちのぼる音っていう感じ…違うかな?
じっくり考えよう。

私は"アルメニアンダンス""カンタベリーコラール""星条旗のマーチ"の3曲をラージでのりました。
3曲とも、いつの間にか私にとって馴染みある曲になっていてなんだか感慨深かったワ。

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台風一過。
次の本番に向けて楽器を調整に出しました。
今回は間が空いてなんと約8か月ぶり!
夏に本番がなかったからそのままにしてたんだけどやっぱり小まめに行くべきだワ。
高音も低音もなんてカンタンに出るんでしょう!
音もよくなった気がするヨ。
跳躍するところや低いドのビブラートもフツーに出来る!
ああ、神さまありがとう、技術者さんありがとう!ワタシってバカ。

2017年10月17日火曜日

Andrea Mocci & Ezio Ghibaudo ~イタリアの風にのせて~


エツィオ・ギバウド&アンドレア・モッチ
アコーディオンとアルトサクソフォン

イタリアのサクソフォン奏者を聴くのは初めてかも。
今まで日本人と外国の人とでは音が違うように思ってきたけど、違うのは年齢の差なのかもしれないって。ふと。
もしかしたら私が聴いてた外国の人って50代以上の人が多かったのかもしれない。
昨日のモッチさんは30代前半。
私が持っていた外国の人のイメージとは違ったけど、とてもとても素敵でした。
そもそも国や年齢で固定観念を持とうとするワタシがワルイ。

バッハはアコーディオンが良かった!
ときどきオルガンみたいに聴こえてドキッとしたよ。
うわあって思いながら聴いてたら終わっちゃったから、もう一度聴いてみたいなあ。
今度はサックスとアコーディオンの重なりにもっと耳を傾けてみたい。

もう一度聴きたいのは、フェスタの"道化"
初めて聴いたけど面白かった。
ああ、もう一回!

イトゥラルデもよく聴く曲だけど、プロのサックスを聴いたのは初めてかも。
やっぱり素晴らしい人で聴くとホントに素敵でお洒落な曲に聴こえるのネ。

短いステージで残念だなあと思ってたらたくさんのアンコールをしてくれはりました。
中でもアコーディオンのソロが好きだった。
列車が走る様子を模した曲で楽しい。

日本の歌曲 "赤とんぼ" もあったよ。

お二人で日本の曲を探していてこの曲を見つけたとのこと。
"赤とんぼ" を選んでくれはったことが、もうブラボー。
プロのサックスで "赤とんぼ" を聴いたのは8年ほど前の田端直美さんに続いて2回目。
ここでもやっぱり"プロの赤とんぼ" に感動。国籍関係なし。

最後はCDまでくれはって、もう大ファン!

*お話しする機会があって、レッスンまでしてもらいました。
倒れそうな緊張と感動のひとときは11月にまとめて書きます。

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あったかいコーヒーとチョコレートの季節…
しかし!
カフェインレス生活を始めようと思いつきました。
毎朝のコーヒーを飲まないのは案外カンタン。
瓶中ほどまで残ってるインスタントコーヒーやたくさんあるドリップコーヒーを、このまま置いておくか早く誰かにあげちゃうか。
なにかが変わるかな?変わればいいな。

2017年10月12日木曜日

Coppélia

新国立劇場バレエ団
テレビの録画で。

女の子たちがキャッキャッしてる感じがかわいい。大好き。
楽しい曲のときによくモチーフにするイメージ。

おんなじ高さで揺れるチュチュも可愛かった!

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ソプラノの森麻季さんの演奏をテレビで聴いて一瞬身体がフリーズ。

このところテレビでは、
「強い所は強く、弱い所は弱く」
テレビに映る顔はそれっぽい表情をしてるんだけど、頑張って後付けしたっていう感情にしか思えない、
"先生に教えられた通り" 或いは "決まりに反応" したんだろうって思える新進気鋭の若手楽器演奏。

「とてもとても大きな声で宇宙に向かって感情を爆発」
ヒステリックに感情を押しつけられてる気がする大御所のアリア。
そんなのばかりでうんざりしてた。
でもこの前の、大阪コンクールではそんな風に思ったのはひとつもなかったから、テレビと本物を聴くのとではでは違うのかなあ、それともワタシのその時々の精神状態かなあって。

でも、森麻季さんはテレビでも素敵だった!
大きな声で歌い上げても全然押しつけがましくない。
どの曲でも情感はとても自然でワタシの表情もフッと緩む。
彼女の透明な声に好感を持てたのが理由のひとつだと思うんだけど、たぶんそれだけじゃない。なんだろう?ああ!なんだろう!?!?

2017年10月10日火曜日

大阪国際音楽コンクール グランドファイナル=ガラコンサート

高槻現代劇場大ホール

今年はずいぶん感じが違う。

会場が違う。
いつもの中ホールはバレエの発表会をやってました。
間違えちゃったよ。

お客さんが違う。
大ホールになったのに客席はずいぶん埋まってる。
中ホールでもガラガラだった数年前とは大違い。
外国の人たちもたくさん。

出演者が少ない!
各部門1位該当者なしがいっぱい…
調べてみると2、3位がないのもチラホラ…
どうしたことでしょう…
審査員が変わったのか、個性的な演奏が多くて審査が割れたのか、それとも…ムム…

チビッ子がいっぱい!
小学校低・中学年がいっぱい。
大学生と大人は3人ほど。なんだこれ。

7,8歳の子が無表情で超絶技巧を駆使して高速演奏する姿はボーカロイドかと思ったよ。

審査員の演奏がない。
その代わりに "1位じゃなかったけど良かった人たち" 4組の演奏を聴けました。
これが良かった!素敵だった!

演奏の審査ってホントにもう・・・

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「お示しをさせて頂いております」「きちんと言わさせて頂く」
選挙が始まって政治家がたくさんテレビに出たはる。

堂々とした姿勢、強い目力、断固とした声色。
なのに言葉はへりくだってくだって…へりくだり方が力強過ぎてドリルで地面に穴があきそう。
強いのか弱いのかいろいろチャンプル。

"示す" っていう言葉…
"示す" 人は祖父母、両親、先生、神さま。
で、神さま以外は、自ら "示す" って言わない。
受け取ったこちらが"示してもらった"って感謝する。
"お示し" って "お" をつけるのは神さまの時ぐらいでいいんじゃないかな。
"示し"てくれたっていうことで敬意を含んでる。
神さまには"お"を付けることで超特別感を表す。

"言う" の謙譲語は "申し上げる"。
「言わせて頂く」でも「言わさせて頂く」でもない。
ふた昔前は、入社試験やら秘書検定やらマナー研修でこんな設問があった気がするんだけど。

"させて頂く" って言うときは、腰を曲げて揉み手しながらヘラヘラ笑いをするぐらいの姿勢が似合うんじゃないかな。
力強く断言する言葉じゃない。
…あ、でも "堂々とした姿勢、強い目力、断固とした声色" でホントに強い言葉を使ったら違う嫌悪感を生んでしまうのかな?
んー、難しい。

で、ワタシもテンション上がって言葉数が多くなると、普段は「ヘンな言葉」って思ってる言葉を口走ったりしてる。
あーあ…

2017年10月7日土曜日

いい階段の写真集


写真がきれいだったから衝動買い。

今まで古い建物で目にしたいろんな階段。
なんとなく気になっても「階段」に特化した話しを聞いたことも読んだこともなかったから、心の中にじわっと湧き上がる興味に気がつかないふりをしてきた。
こういう写真集を観て初めて、わざわざ感性を無視してきた自分の愚鈍さに気がつく。

大阪駅前第2ビルも載ってたよ。
そうなんだよね。あのビルって不思議。
2階に二か所ある楽譜屋さん、二か所ともエスカレータを降りてからの道順がいまだにわからない。
片方のお店からもうひとつのお店に行くのもいっつもウロウロ、ラビリンス。
階段とは関係ないけど。

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テレビの "ゆっくり/はっきり再生"
お年寄り向けだと思って、目に入ってなかったボタン。
英語の番組でこのボタンを押したら…あら素敵!ものすごくちゃんと聞きとれる。
外国語特有の唇を噛んでるところも発音に合わせて見えてワオ!

録画してた音楽番組やDVDも聴いてみた。
ああ、こんなビブラートがかかってたのか!とか、音の移りかわりの細かいニュアンスがいろいろ聴こえてきてもう釘付け。
素晴らしい勉強道具だワ。

英語以外の外国語も聴きとれるようになるかな。

2017年10月5日木曜日

Lost in Translation

邦題:ロスト・イン・トランスレーション

なんだコレ??
脚本賞とか作品賞をもらってるらしい・・・どのへんが評価されたんだろう??
日本に来たことのある外国の人にはウケそうな気もするけど。

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ワタシの場合…いろんなことをやる頑張りより自制する努力が必要…

2017年10月4日水曜日

Il Vangelo secondo Matteo

邦題:奇跡の丘

イエスの説教の中で「オブリガート」っていう言葉が何回も出てきた。
対旋律っていう意味の楽語と「ありがとう」っていう意味があることは知ってた…知ってたけど…あれ?なんかおかしい??
対旋律とありがとうってどういう関係?

調べてみた。
「ありがとう/感謝/恩恵」
でも、そもそもの語源というものがあるらしい。
「義務」

義務と感謝の関係がイマイチわからないけど。
西洋キリスト教的思考が必要かしら??

さておき。

楽譜に書いてある場合はどうやら
「主旋律じゃないんだから楽譜通りに演奏する義務がある」
っていうことらしい…たぶん…

なんていうか…身が引き締まる…
意味がわかると震え上がるけど、それでもワタシは対旋律やる方が好き。
なんなら聴くときもそっちをメインにしたいと思うときがある。
「ガンバレ、ワタシの耳」って感じで。

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練習時間が取れない日が続いたけけどもう大丈夫。
この頃は1日90分の練習時間。いい感じ。
そしてホントに大事なのはリード。そしてリードのセッティング。
これに尽きるね。






2017年10月3日火曜日

The Red Shoes


邦題:赤い靴

こわ・・・
童話ってほんと…なんて…

でも、上流階級のパーティがしょっちゅう開かれていてそこでの女性はロングドレスにティアラをつけていて。
そんな世界が素敵だワ。

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アンサンブルで。
「ココをどう演奏するか」みたいなことでは自分が思ってたものとは違っても喜んで合わせる。
「わあ、そういう風にするのか!」って。
自分とは違う捉え方は新鮮。実際にやるのも楽しい。

でも音量のバランスはムツカシイ。
主旋律に対して対旋律がどれくらい出すのか。
ここのピアノは?こっちのフォルテは?

ワタシは主旋律の真下の対旋律が好き。
リズムや唸りの低音もしっかりしてるのがいいなあって思う。
ピアノやピアニッシモはものすごく静かにしたい。
大きいのはそれほどじゃないのがいい。

あーだこーだ言うまえに練習ダ。
そしてどんなふうに鳴ってるのかちゃんと聴ける耳を持たなくちゃ。
まずは自分がどんな音を出してるのかしっかり聴く。これにつきる。ふー。