シルヴィア・プラスという名前がステキ。知的で品があって爽やかで。
最初に読んだ[訳者あとがき]で作者のことを知って憂鬱な気持ちになったけど、ページを繰る指は止まらなかったよ。
二十歳ほどの女の子の話だけど、とてもよくわかる気になるのはどうしてだろう…若いころを思い出した気になるというのではなくて、今の自分事として。
体調がよくないことが多かったようだけど、そんな状態でほとんど推敲なしでフルスピードで書き上げたとか。
充実した時間だったのかな。そんなこと感じるひまなんて無かったかな。できれば、彼女にとって良い時間だったと思いたい。
そして、作者とは別にして小説の主人公の女の子の素敵な未来を信じよう。
本の表紙が素敵です。タイトルは隅っこに小さくあるだけ。
"読書メーター"で、この本を読んだほかの人の感想を読んでると、涙がにじんできたよ。「ああ、そうなんだ、私もこう思ったんだ」って。みなさん書くのうまい
気に入った言葉:
たくさんの花が、明るくて物知りな子どもたちのようにうなずく
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2025年、新しい年が始まりました。穏やかです。
よい年になるに違いありません。
早速、炊き込みご飯を炊いたよ。