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2024年12月24日火曜日

赤と青のガウン オックスフォード留学記 / 彬子女王

天皇陛下の留学記に続いて、こちらも読みました。

テレビで見る皇室の方々の神宮参拝は、私が思うよりずっと真剣にしたはるんやなあとか、お味噌汁を送ってくれはったのは崇仁親王妃百合子さまのことかなあ?インスタントのお味噌汁、皇室の人たちも飲まはったことあるんかなあとか、皇室のこともおもしろいけど、美術博物館の中のこと、展覧会の準備のこと、美術品についてなどなどがおもしろかった。


能力を生かして、仕事に就いておられるという普通なら当たり前のことだけど、皇室メンバーがそうやって生き生きとお過ごしになっておられると思うとうれしいね。

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久しぶりに、通勤ラッシュを経験してる。

駅構内、ホームの歩きにくさったら…数十年前はみんなもっとスタスタぐんぐん歩いたはった気がするなあ…

人の波に乗って歩いてたら結構な速さになってた気がする…そうだ、その波に乗らない人が多すぎるんだ…いや、そもそもその波が無い??

みんながみんが歩きスマホじゃないけど…なんだろね…


で、わたしはきれいな景色の中を歩いているっていうイメージを作り出すことにしたよ。

海岸や、高原、並木道などなど…

微笑みを絶やさず。お先にどうぞの精神で、時には華麗なステップでウォーキング♪

2024年12月11日水曜日

日本の経済安全保障 -国家国民を守る黄金律 / 高市早苗

"経済安保" とかいうものを知ってたらニュースが面白くなるかもしれない…と思って読んでみました。

読んでると仕事してるみたいな気分になってしまいそうで、パラパラと流し読み。

細かいところまでしっかりした知識を持って、一生懸命仕事をしてる政治家がいるということがうれしいな、という感想。


で、他国と仕事をするうえで必要なルールはしっかり持たねば。なんで持ってないんだ??

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寒くなったのでウォーキングは春までお休み。

その代わり、通勤途中はエスカレーターじゃなくて階段を使うことにしたよ。


片道9階分の上りと、1階分の下り。平坦な道は約750m。

職場のビル階段を休憩せずに上れるようになることが目標。春までにできればいいな。

あとは、歩く速度をもうちょっと上げるのだー。

そうしたら、春にウォーキング再開したときは、前よりぐんぐん歩けるはずー。


2024年12月7日土曜日

世界報道写真展2024京都

京都新聞ビル地下1階印刷工場跡


ここ数年、日本でやってなかったから寂しく思ってたんだけど、なんと資金難だったとか…

今年は復活したけど京都だけなんだろうか??


毎回心に残った写真は、今も憶えてる。

今年は、珍しい蝶々を追いかけて捕まえたという場所の写真

場所は、アルメニアのイェゲグナゾル

蝶々の名前は、サチルス・エフェンディ


うわあ、こんなところで蝶々を追いかけたんだあ!ってなんだかワクワク。

イェゲグナゾルっていう所にも行ってみたくなったよ。


あとは、カナダの山火事後に立つ消防士さんの写真、干上がったアマゾン川を歩く漁師さんの写真。


毎日いろんなニュースを見聞きしているはずなのに、こうやって写真で見ると感情が揺さぶられる。


キャプションにあった言葉「戦争で荒廃した土地でも人間性が勝る」

のほほんとした日常を送ってるワタシが良い人間でなくてどうする!

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帰りは藤井大丸へ。ひゃーー、何十年ぶりだろう!!


地下でやってた古本フェアで本を買ったあと、四条通りのソニープラザへ。いやいや、今はソニーが取れて、"プラザ"ってなったんだよね。

それくらい久しぶりにプラザへ行ってリップを買ったのでした。わたし、女の子みたいだ。ふふふ。





2024年12月6日金曜日

安倍晋三〝最後の肉声〟 最側近記者との対話メモ / 阿比留瑠比

安部さんのことが大好きな産経新聞の記者さんが書いた本。

大好きで大好きでしょうがないってことがよく分かる本。

”政治家には批判するのではなく、使わなければ”という言葉に、なるほど!って思ったよ。

上司にも使えるな…

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仕事帰りに新大阪まで行ってきました。古本フェアをやってるっていうから。

ウロウロと本を見てたら、小っちゃな雑貨が入ってる箱を落としてしまって…慌てて拾い集めてたら、通りすがりの人が手伝ってくれた。

大きいスーツケースを持った女の人。うれしかった。ありがとう。

こういうことが日々の癒しと自分を省みる出来事。


2024年12月4日水曜日

カルロ・クラトロ クラシックギターリサイタル

 ヤマハミュージック 大阪なんば店 サロン

夢の世界でした。ここでいう夢は寝てるときに見る夢のこと。

物語があるような気がするんだけど、なんかふんわりしてる。音楽を聴いてるんだけど、心はすぐに空想の世界や、過去の思い出、昨日見た夢へふわふわ漂いだす。ああ、心地いい。


ギターのトレモロって蝶々が飛んでるみたいだなあ、って思ったり。

バッハではチェンバロに似てるなあ、って思ったり。


奏者が口を開いたのはアンコール曲を告げたときだけ。無口なのもよかった。

ああ、幸せな時間でした。

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なんばのヤマハに行く前に寄るコーヒー屋さん。ここでコーヒーを飲むのを楽しみにしてたんだ。

ソファ席が居心地よくて、コーヒーがおいしくて、これもコーヒーのあとで聴く音楽を楽しむ心になるのに一役買ってる気がする。


この頃、いいことが続いてます。ありがとう。すべてにありがとう。


2024年11月24日日曜日

はつ恋  / ツルゲーネフ

ツルゲーネフの半自伝的小説らしい。

そう思って読むとなんてグロテスク…

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図書館で予約している本がもう少しで私に順番が回ってきそう…4冊続けて…いやもっとかもーーー

しかもボリューミーな本ばっかり。

これを逃すとまた何か月も待たなきゃならない。

なーんてプレッシャー、今から緊張…

待ってる間に、積読から薄い文庫本を取り出してせっせと読んでるよ。



2024年11月20日水曜日

青嵐の庭にすわる 「日日是好日」物語 / 森下典子

[日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ]を読んだのでコレも。


著者の実家でのシーンを撮影したときのエピソードが好きだなあ。

鶴見辰吾の優しい言葉を受けて、著者の「俳優は、人の思いを掘り起こし、生き返らせる仕事なのかもしれない」言葉にハッ…

それは俳優だけじゃないなあ、音楽も絵画も、普段見る風景も、日常のちょっとした瞬間にもそういうのあるなあ。

そう思うと、人生って美しい。


気に入った言葉

「(還暦を前にして)今日までの紆余曲折と葛藤が愛おしく、そして、その長い道のりが、唯一無二の、かけがえのない物語に思えた」

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嬉しいなあって思ったちょっとしたこと。

何でもない時に、コーヒーを淹れてもらって「人に淹れてもらったコーヒーって美味しいなあ」って思ったとき。


2024年11月17日日曜日

アントニオ・ヴィヴァルディ 9つのチェロソナタ全曲ツィクルス 最終回

島之内教会

ヴィヴァルディのチェロソナタ、しかもバロック楽器で!

これは聴きに行かなくちゃ♪

全3回のシリーズだった様。私が見つけたのは最終回になってからだったけど。


オールヴィヴァルディじゃなかったけど、バロックの世界に浸った時間でした。

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いやあ、興味津々やわ、兵庫県知事のアレコレ。ネット見るのが止まらへん。

たぶんこれって似たようなことが昔から他所でもあったんやろなあ。テレビの態度も今に始まったことちゃうよなあ…

でも私たちはすーぐ忘れて、たまにこんな風におもてに出てくるとそのたびにビックリしてるって感じちゃうかなー…でもこれが積み重なって少しずつ変わっていくんかなー。


変化は少しずつなら誰も気づかへんけど、急に、とか、ドラスティックにっていうのは難しいんやなあ、知事みたいになってしまう…

さてさて、私が教訓とすることは…"善"であろう。四方八方すべてに。自分の良心、プライドを忘れないで。


2024年11月15日金曜日

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 / あべのハルカス美術館

行ってよかった♪

印象派とかもういいかなあ…って思ってたんだけど、どっこいとても癒された。

柔らかな色が優しくて笑顔になる。

風景画の中に自分を入れて空想の世界へとっぷん。一枚一枚、気に入った絵でそんな風に遊んだよ。


気に入ったのは…

トマス・コール:アルノの川の眺望、フィレンツェ近郊

ルノワール:アラブの女

チャイルド・ハッサム:コロンバス大通り、雨の日


他は…なんだっけ…??

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ちょっと嬉しいことがありました。

この変化を良いものにしていけるかどうかは私。わたし次第。しっかりワタシ。




脂肪の塊 / ギー・ド・モーパッサン

「なんてこと!なんてこと!なんてこと!」

これが読み終わった直後の感想。


冒頭で"脂肪の塊"の容姿を紹介するところで、ボテロの描く女の人を思い出したよ。幸せで楽しい女の人。

で、小説の方は読み進めるほどに嫌悪感が高まる!それが最後まで続くなんて…!言葉にならないくらい悔しくて悲しい…!

脂肪の塊というあだ名の女性は実在だとか。幸せな人だったらいいな。

あとは…馬車の中で食べるお弁当が、まさに美食の国フランスって感じ。


1938年 第1刷発行。1996年第64刷発行。訳 水野亮 定価260円

ああ、あのころ本は安かったー!


今は別の翻訳者で出版されてるよう。

タイトルも[脂肪のかたまり]ってひらがなになってる。

積読28年で読みました。

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アメリカ大統領選。

ハリスの敗北宣言の演説がすばらしい。泣ける。

思い返せば、ヒラリークリントンのも。二つ続けて読んだら滂沱の涙… 

二人とも、支援者に感謝してるだけでなく、支援者の無念に寄り添い励ましてる。

負けたけど、自分の理想のための活動を続けると言ってる。ああ、なんて尊い!何度も読み返したい。さあ、私も!


(私はいつも困難な方を選んでるんじゃなかろうか…上手くいった時はいいけど、そうじゃない時はもうホント…って、人生ずーーーっと思ってたからハリスの言葉がうれしかったよ)


ハリス

「私たちはこの闘いを(中略)続けていきます。日々の生活の中でも静かに実行していきます。互いに親切と敬意をもって接し、見知らぬ人の顔に隣人を見出し、自分の力を人々を元気付けすべての人の尊厳を守る闘いのために使うという方法で。」

「私たちは困難な仕事を好みます。困難な仕事は良い仕事です。喜びをもたらす仕事です。私たちの国のための闘いは、いつだって価値があるのです。いつだって。」

「今はお手上げだと諦める時ではありません。袖をまくり、気合いを入れる時です。」


ヒラリー

「これからもたくさんの季節が訪れて、やるべきことはまだまだたくさんあるからです。」


2024年11月14日木曜日

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ / 森下典子

平成30年 二十刷、とあるから6年前の購入。

6年の間にテレビでやってた映画を見ちゃった。

女優の黒木華さんが可愛いかったなあ。


読んでいるとお茶を習い始めたばかりの頃を思い出した。

21歳。主人公とおんなじ★

主人公がその人生の中で嵐に合っている数か所、私の身にも染みてくる。つらいね。


[第十三章 雨の日は雨を聴くこと]ここの雨の情景、大好き。



「ヒジを張って」って注意されたからそうしてお辞儀したら「お侍さんみたい」って言われたことを思い出したよ。

初めての初釜で撮った全員集合の写真の私はピンク色の頬っぺた。お屠蘇で酔っ払ったから★


何かの拍子に母に「あんたはお行儀を習いに行ってるんでしょう!!」って怒られたときにはじめて、ああそうなのかって思ったことがあったなあ。

祖母は「おままごとみたいなお茶より、お花を生ける方が楽しい」って言ったはったけど、私はお茶のお稽古の方が好きだったなあ。


数年で辞めちゃったけど、最近家でお茶をたてるようになったよ。お店でお菓子を選ぶのが楽しみなのです★

著者は25年以上も続けてるんだとか。長く続けて見えてくることがあるんでしょう。羨ましいことです。

私も今から何か始めたら人生終えるまでに20年以上続けられるなあ…などと。

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京都の高島屋で買った生菓子。

有名デザイナーとのコラボだって。誰だったけなー。

右のお菓子は猪だって。

で、お茶碗。

冬になったら白いのにしようと思ってるのに、使うのはいつも黒。黒いのが好き。



2024年11月12日火曜日

赤松林太郎ピアノリサイタル ピアソラ降臨

兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール

久しぶりに来たなあって思って辿ってみたら、なんと8年ぶり!?!?

ホールに行く歩道はお店も変わってなんだか寂しいかぎり…

人が少なかったのはたまたまだと思いたい…


さてさて、

赤松先生とピアソラって合ってる気がしたし興味を惹かれた。

そして何より、ちょっと嬉しいことがあったのでお祝いで来た演奏会。だから8年ぶりなのかな…


そして演奏会。

情熱的で美しく悲しい。ああ、これは人生じゃないかと思ったよ。

私の知ってる 人生 は私のだけだから、これは私の 人生 なのか?

でも私の人生ってこんなに情熱的だったろうか?…若いときはそうだった気もするけど、今になって思えばほんのひとときの事…いや、出来事があったかどうかじゃなくて、私の心はいつもこんな風じゃなかったか…いや、もうわからない、自分がどんな人生を歩んできたのか思い出せない…私の人生なんてしょうもないものだったやん…うわ、悲しい…


そんな風に思っちゃったよ。

人生を思うのはタンゴだからか、ピアソラだからか…


芸文センターは久しぶりだったけど、演奏会も5か月ぶり。

素敵な音楽は、心が自由に柔らかくなる。この時間が大好き。

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天保山まつり

ランタンが上がるのを見ました。きれい☆

翌日は、和太鼓・尺八・三味線等の演奏。イケイケノリノリでチョー楽し♪








大胯びらき / ジャン コクトー

積読34年間の文庫本を読みました。

福武書店 1989年第1刷発行。1990年第3刷発行

ジャン・コクトー 大胯びらき (澁澤龍彦 訳)

今や 福武文庫 という名前も懐かしい。

20代の頃はコクトーとか澁澤龍彦がカッコいいと思ってた記憶があります。

澁澤龍彦の本は、京都三条のVOXビルの本屋さんで買ったんじゃなかろうか…


小説の最後「それを避けることができる」という言葉に感化された主人公。直後に、クビになったばかりの人が楽しそうにしているのを見て戸惑う主人公。

人生って世の中って大変だし、よく分からないし、ああもうっ…て。

お気に入りの言葉「後から来る者のおかげで、先んずる人間になるだろう」


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海上自衛隊の潜水艦「はくげい」に乗艦!(甲板だけだけど)

2018年建造開始、2022年進水、2023年就役。全身真っ黒!これが潜水艦かあー!

先頭に旭日旗、船尾に日の丸。カッコいい!

テレビでは甲板に人が立ってるの「落ちそう…」って思ってたけど、思った通り落ちそうでちょっと緊張…

甲板から船内に入る丸い小さな穴を除くと…これも落ちそう、高い、コワい…

案内の隊員さんたちは、サービス精神たっぷりで、艦長さんは写真撮影に引っ張りだこでした。

"乗艦記念"に御朱印をもらったよ。なんで御朱印なんやろ??


一番下の写真は消防船の放水ショー。初めて見た! 



2024年11月6日水曜日

TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション / 大阪中之島美術館 

 一日にふたつの展覧会は疲れるかなあと思ったけど、せっかくの有休。平日で人も少ないからと、観てきました。

行ってよかった。

前の展覧会は芸術家の感情にやられちゃって、ちょっとしんどくなってた心が軽くなったよ。

まずは、入り口二つ目にかかっていた "ロベール・ドローネーの《鏡台の前の裸婦(読書する女性)》"

カラフルな色と女の人のまーるいお尻、背景の丸がなんか可愛くて優しい。


動物も虫も好きじゃないんだど、今日は違った。

蝶々に見惚れた。

アンドレ・ボーシャン《果物棚》

三岸好太郎《雲の上を飛ぶ蝶》


楽しかった。でも、どうして女の人がいないんだろう??

ラウル・デュフィ《電気の精》


こういうの大好き!

黒と茶色だと思ってたのが "ボトルグリーンと深い赤" だと知ったら見方が変わってより気に入っちゃったというワタシ…

マークロスコ《ボトルグリーンと深い赤》

辰野登美子《UNTITLED 95-9》

セルジュ・ポリアコフ《抽象のコンポジション》

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牛乳石鹼のブックカバー。キャンペーンをやってると知って、京都の丸善でもらいました。

石鹸の香りの栞がいい感じ♪


で、丸善がBALにあるっていうのにどうしても慣れない。私の時計が20年も止まってるからなんだけど。

丸善はBALの南にあったやん…って。


塩田千春 つながる私 / 大阪中之島美術館 

平日に時間が取れたので、大人気と噂の展覧かいに行ってきました。

平日割引もあり、人もそれほど多くなくてゆっくり回ったよ。

そしたら、芸術家の重たい感情にやられてなんか気持ちがズーン…


白いロープが張り巡らされた空間は幻想的で好きだったよ。


で、このごろ "赤色" がちょっと苦手かも。

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コットンボールとケイトウを飾りました。

ケイトウはグングン水揚げする。なんてワイルド。

ワイルドさって葉っぱに現れるのかなあ?






2024年11月3日日曜日

京都迎賓館

"文化の日"(明治天皇誕生日)に行ってきました。

和風建築というのは、ホントに静か。たたずまいが清潔。直線が美しい。


書や置物はあったけど、絵は飾られていなかった。それもなんだか静か。

壁一面の画は織物。見事。豪華だけど、これも静か。部屋自体が静かなたたずまいだからじゃないかなあ。


私も凛とした人でありたい。

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百萬遍知恩寺の古本まつりに行ってきました。

古本市はだいたい年配の男性が多いんだけど、ここは学校の近くだからか若い男女がたくさん。


買おうかどうしようか迷って、一旦戻した文庫本。

「買おう!」って思ったときには、他の人が手にとってなんだか思案中。

(戻せ戻せ…)って念じたけど、残念無念、手には入らず。

いつか読めるかな? 塩野七生さんの"イタリア・ルネサンス"



2024年10月31日木曜日

続きと始まり / 柴崎/友香

コロナ禍の時のことが書いてあるっていうので読みました。

ついこの前のことだけど、今や懐かしむ気持ちがあったから読みたいな思って。


ホントにそういう本だった。

一年前のこと、十年前のこと、その前、そのもっともっと前…

愛しい思い出、苦い記憶、思い出して初めて苦かったと気づく記憶…

過去のことなのに "記憶" とはなんて厄介なものなんでしょう。


社会の出来事も同じようなことが少し違って繰り返されてると知る年齢だなあと思う。

私は著者と同年代だけど、他の年代の人たちはどう読むのかな?


お気に入りの言葉:あれから何年経っただろう。あれからって、いつから?どのできごとから?

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最近、優しい人、気配りの良い人、カッコいい人に会いました。

私に無いものばっかりだなあって思ったよ。気づけるように神様が会わせてくれたんだなあ、と。

神様も占いも卒業って思ってたけど、来年の占いが気になる10月最終日。



2024年10月28日月曜日

怖るべき子供たち / ジャン・コクトー

なんて恐ろしい物語なんでしょう…

小さい子のことが書いてあるのかと思ってたら十代の若者たちだった。

思春期の精神状態は精神病のお医者さんでも見極めが難しいっていうハナシを思い出したよ。


訳者があとがきで「コクトーがかつて子供だった自分自身の魂で書いた」とか訳者が「自分の子どものころの秘密が次から次に暴露されるような気がする」って書いてるけど私は…そんな気もするしそうじゃない気もする…もう思い出せないよ…

で、その訳者は 東郷青児 。


1953年初版、1993年46版発行。積読29年間ってこと。ヒャッ。

最新のは "怖るべき" が "恐るべき" になってるよう。なんでやろ?


気に入った言葉:夜の明けがた、接吻のような大きな音を立てて蓮の花が開く


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イケフェス大阪 2025

御堂筋の花壇を巡るツアーに参加してきました。

普段、じっくり見たいと思っても、忙しく行きかう人の中で立ち止まってアレコレ触ったりしながら眺めるのはなんとなく気まずい。

それが、解消されて満足な時間を過ごしました。


コンクリートとたくさんの車・人の中だと、その価値に気づきにくいような気がするけど、説明を聞きながらゆっくり見ていると、もうほんとになんて可愛い草花たち!

ハーブあり、多肉植物あり、緑に黄色にいろんな赤。

排気ガスにまみれているだろうに、可愛らしい草花にふれて、いつか私も庭を持ちたいなあ、と。



万葉集 Man'yō Luster 新装版 / リービ 英雄

平日に、一日一首読みました。

普段使わない言葉がたくさんあったから、調べながらいっぱい書き込みをしました。

原文、現代語訳、英語の三種類が書いてあるけど、現代語訳も難しいときもあったので英語と合わせてやっとフムフム。


ちゃんと味わおうと思ったら、何回も何回も読まなきゃ。

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イケフェス大阪 2025

御堂筋本町から淀屋橋を、街の説明を聞きながら歩いたあと、建設中の "淀屋橋ステーションワン" を見学。

工事中の囲いに囲まれた中に入った時点でワクワク♪

工事用エレベータに乗ってワクワクワクワク♪♪

30階から見下ろす日本銀行に大阪市役所。

工事作業員の方たちの朝礼の様子のビデオも、現場で見るとなんかこれもワクワク♪

現場って楽しい。

2024年10月24日木曜日

桜の森の満開の下 / 坂口安吾

青空文庫で。

美しい。

恐ろしいことがたくさん書いてあるけど、読後は「美しい」と思ったよ。

芸術だ。


心に残った文

「男は山の上から都の空を眺めています。その空を一羽の鳥が直線に飛んで行きます。空は昼から夜になり、夜から昼になり、無限の明暗がくりかえしつづきます。その涯に何もなくいつまでたってもただ無限の明暗があるだけ、男は無限を事実に於て納得することができません。その先の日、その先の日、その又先の日、明暗の無限のくりかえしを考えます。」


"無限を事実に於て納得する" ってどういうことだろう?分からないから私もこの 男 と一緒。全編において私は、この "男" と一緒な気がする。

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先週、大阪天満宮の古書市に行ってきました。

昔読んでた本があるとうれしいね。

森瑤子を1冊見つけたよ。


写真は、職場の近くのパン屋さんに併設されてるドライフラワーのお店。

櫻の樹の下には / 梶井基次郎

青空文庫で。 

冒頭:桜の樹の下には屍体したいが埋まっている!

"!" が付いてるんだー、と思ったよ。

最後にも:桜の樹の下には屍体したいが埋まっている!

って書いてある。

あの美しさの謎が解けてうれしいんだね。


そして、次の言葉に おっ って思った。

"音楽の上手な演奏がきまってなにかの幻覚を伴うように…"

素敵な演奏を聴いてると、音楽とは全然関係ない過去のアレコレを思い出したり、心が空想の世界をフワフワするのはコレだったんだって思ったよ。梶井基次郎もそうだったんだね。きっとほかの人もみんなそうだね。言葉にしてくれてありがとう。


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お休みの日の早朝ウォーキング。

近所で見たのは、ゴミ収集車で作業をしている若い女性。それも一人で。

長い髪を後ろで束ねたスタイルの良い人でした。

一人で運転して一人で作業するんだ。なんかカッコよかったなあ。


写真は3年前に撮ったもの。寄せ植えの鉢に桜の花びらが舞い落ちてた。

2024年10月23日水曜日

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて / 佐藤 優

もうねえ、読み応えある、面白い、小説みたい。

しかし、外務省も検察もなんちゅうけったいな組織なんでしょう。一審の判決文もけったいやわ。民間企業も私が知らんだけで実は結構けったいなんやろか!?

まあ、一番けったいなんは "国策捜査" やけど。

著者と検察官との会話は興味深く読んでたけど、だんだん私の常識理解を超えすぎてなんかもう笑えてきたよ。

検察の作ったストーリーを呑むとは何事!? まさに事実は小説より奇なり。


著者が無実を主張しながら「国策捜査の必然性があった」としているのがようわからん。

で、この国策捜査は…誰が考えたの? "伏魔殿" って言った大臣?時の総理?…コワッ…知らんけど。


村木厚子さん、角川歴彦元会長と読んでこの本にたどり着いた。

共通するのは "強い" っていうこともあるけど、看守さんに優しい人が多いっていうことと、独房で本を何百冊も読んだっていうこと。

私は遅読だからなー、賢い人は読むのも速いのかなー。

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涼しくなってきたので久しぶりにお花を飾りました。

少し前に、知り合いに見せてもらった結婚式の写真でブーケ(たぶんプルメリア)がきれいだったので、それに似た白いクルクマを買いました。

お花屋さんのクルクマは葉っぱが落とされていて、お花だけの様子はとってもきれい。


2024年10月9日水曜日

徳川慶喜家の子ども部屋   / 榊原 喜佐子

古本屋さんで買いました。

将軍 徳川慶喜のお孫さん(1921(大正10)年生まれ)が、1996(平成8)年に書いた本。

私の祖母と同世代。


皇族の方々、その他有名人の方々とのやりとりなど興味深く読みました。

子どもの頃の著者の思い出は可愛らしいものばかり。

お家の中で遊びまわっていたこと、自然の中で飛び回っていたことなど私にとっても懐かしい。

百人一首も羽根つきも懐かしい。ダイヤモンドゲームなんて、まあ懐かしい!祖母は着物を着ていたし。

子ども時代の思い出は身分関係なく似ているのものなのかな。

そして子ども時代というのはなんて短いんだろう。


戦争

お姫さまだったのが戦争中はもんぺをはいて赤ちゃんのオムツを手洗いしてる。

疎開は、身重の体に幼い子の手を引き、満員の鈍行列車で10時間立ち通し。

今、真っ只中のパレスチナが思われる。

ムチャクチャな軍部はイスラエルと重なる。


至れり尽くせりのお姫さま育ちを忘れるための戦後だと書かれているけれど、いえいえ、素敵な子ども時代をお過ごしになられたと思ったよ。


気になった言葉…

「栄枯盛衰は世の常。きょう自分の口に入る糧のみが自分の所有物で、それが血となり肉となるもの、他はすべて天下のまわりもちである― 」

昔の自然を懐かしんでいるページに書いてあったけれど、戦後のご苦労は大変なものだっただろうと…

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"Duolingo"を始めたよ。英語。

初心者コースは簡単すぎるけど、上のコースから始めようとしたらまさかの失格!

「ああ、そうかこういう基本的なことをちゃんとやらないとダメなのか…」と、素直に受け止めました…

慣れてきたので、飛び級しながら続けてます。楽し♪

2024年10月4日金曜日

人間の証明 -勾留226日と私の生存権について- / 角川 歴彦

村木厚子さんの本をきっかけに読みました。

こういう事は検察だけが悪いのではなくて、改革をしない政治、世界的視座の人権教育、そして日本人全員のマインドのようなものも遠因となっているんだろうなあ。


著者が起訴されていることの有/無罪はよくわからないけど、こういった人権侵害を「国内外の世論に訴える」という訴えはしっかり受け止めました。


今後、こういうニュースが起こった時にはよーく見ようと思ったよ。

これに取り組んでる政治家はいるのかな?自民党にはいないかなあ…

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週に一度のウォーキング

地図で見ると6.8km。

ものすごい角度の坂道あり。

かかる時間は、日の出前だと1時間30分。夕食後だと1時間。

目標は続けることと、1時間を切ること。


夜の方が元気に歩ける。気分転換にもなる。

でね、ずーっと続いていた右腕の痛みがほぼ無くなった。これは歩いているからかなあ。やっぱり動かなきゃだね。


2024年10月3日木曜日

女官 明治宮中出仕の記 / 山川三千子

今テレビでやってる大河ドラマ "紫式部" で皇后の周にいる、ちょっと意地悪であんまり賢くなくてっていう、育ちのいい女官という名のお姫様たちのイメージそのまんまの書きぶり。

興味より、意地悪・皮肉・上から目線・愚痴にやられた感が勝ったね。これが暴露本というものか。


階級社会は外国の事なら興味深く読める。日本なら江戸時代より昔のことなら。

明治って100年前。この前やん。

この前なのに、階級制度やら、子孫存続のためのお妾さんやらに強烈な拒否感!

まあ、この100年間の移り変わりが強烈に速かったということか。それともどの時代でもこれくらいの速度で変わっていくものなのか。

100年を"昔"と思わなくなったのは、私が年を取ったということは確か。そのうち200年を昔と思わなくなるのかな?それじゃ化け物?でも歳を取るのが楽しみになる。


最後は流し読みで終了。

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知り合いに結婚式の写真を見せてもらいました。

沖縄の海と空をバックにいい写真!

素敵なドレスとおしゃれな髪形。笑顔のご家族。

広告でありがちな写真だけど、知っている人の写真だとみている私も幸せになったよ。

結婚式なんて身近じゃなくなってからずいぶん経つから、写真を見せてもらって話を聞かせてもらって嬉しかったよ。ありがとう。

2024年10月1日火曜日

安倍晋三回顧録 / 安倍晋三

テレビで紹介されていたので図書館で借りました。

読み始めたのは、図らずも自民党総裁選の真っ最中。今回の総裁選も面白いけど、この本も興味深く読みました。

総理大臣というのは、強さ、賢さ、したたかさ、ユーモア、人柄の良さ等々あらゆるものを持ってないといけないんだなあとつくづく。

報道やネットでは、政治家への失礼な悪口満載だけど、皆さんすごい人たちなんだろうなあと、改めて。

で、読んでる途中で新総裁決定。読み方が変わったワ…


サクッと読めるかと思ったけど「どういうことだったっけ」「どんな顔した人だったっけ」と、ネットで確認しながら読んでたらけっこう時間がかかったよ。

いろんな裏話は回顧録という後になってからしか知ることは出来ないんだなあ…

以下、面白かった箇所の一部分。


・東京の迎賓館をフランス大統領に案内するのが恥ずかしかったという事にハッ!

そうか…やっぱり和風でなければ!…と。


・秘書官、補佐官等官邸スタッフ、スピーチライターの重要性もよくわかった。裏方さんたちに感謝している数行は読んでいて嬉しくなる。


・中央省庁の官僚にはビックリ。表に裏に、硬に軟に歯向かってくるんだ…政治家が暴走するのは困るけど…


・「党内の嫉妬と怨嗟で…」という言葉…コワイコワイ…政党だからこそなのか、もしかして企業でもあるのかな!?私の知らない世界はまだまだある…


・菅元総理の弔辞はホント泣ける。何度読んでも泣ける。惚れるとはこういうことなんだろうなあ、と。

そう思える人がいて、その人と一緒に仕事ができて羨ましい。


・立憲民主の野田元総理の追悼演説も重みがあるなあ。

「合意して前に進めていくためであれば、大きな構えで物事を捉え、飲み込むべきことは飲み込む。」

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お誕生日を前に、失敗続き…やるせない。情けない……

まあでも、厄落としができたということで!

素晴らしい一年が始まる☆彡

今日の晩ごはんは、キャロットラペと、オクラと牛肉の炒め物と、カレードリア。ワインも。

シャインマスカットも買って帰ろうかな♪♪


2024年9月28日土曜日

對龍山荘

"たいりゅうさんそう"と読みます。

いいお庭でした。


3枚目の写真、わかりにくいけど松の配置が素晴らしい!

低く高く、遠近感があって絵画のよう。ずっと見ていたい。


小川の中に作られたつくばいも楽しい。着物を着てたらタイヘンだ。

お花の季節にまた来たいなあ。藤、水仙、桜…。

今年は暑かったからか、萩がまだでした。苔も閉じてたよ。

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お庭でも、お庭に行く道中の歩道でもお花屋さんでも、黄色い蝶々が飛んでたよ。

模様が入ってなくて真っ黄色。小さくて可愛い。

帰りに高島屋で枝豆を買って帰りました。





2024年9月18日水曜日

世界のニュースを日本人は何も知らない 4 前代未聞の事態に揺らぐ価値観 / 谷本真由美

シリーズ4冊目。図書館で借りました。

2022年12月出版。1年半前だー。


・水族館のハナシは目から鱗!だから海遊館は毎日毎日あんなにいっぱい外国人観光客が来てるのかー

・米英の大学が中国人留学生受け入れを規制。研究、会議の停止

・さらっと職業差別、人種差別、地域差別が満載

・日本のお葬式後の焼き場のお骨拾いホラー話に大笑い!確かに!


なかなかに下品度UPの4冊目だったけど、5冊目も図書館で予約待ち。

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最近の失敗はお洗濯。

ピンクのワンピースを他のモノと一緒に洗ったらぜーんぶピンクになった!!

タオルもTシャツもハンカチも下着も☆

Tシャツは濃い目のハッキリピンクに。

タオルはほんのりピンクに。

下着はうっすら桜色。

ま、どれも雰囲気変わって気分一新ってことで。これもまた楽し。


2024年9月13日金曜日

プロヴァンスの青い空と海 / レディ・フォーテスキュー

1935年にイギリスで出版。著者は47歳の女性。100年前の本ってこと。


愉快!愉快!愉快な本!そして最後の10ページほどは美しく、最後の数行はじんわり涙ぐんだ。


イギリス人ぽい皮肉も面白い。皮肉が出てくるたびにこの面白さを誰かと共有したくなる。

近所のプロヴァンス人たちの事ばっかりが書いてあるんだけど、書いているイギリス人マダムの著者の人柄、容姿までも浮かんできたよ。


最後の章[実りのとき]のぶどうの収穫の場面は、映画[雲の中で散歩]を思い出したよ。きれいな映像だったなあ。


全体に散らばるイギリス人ぽい皮肉が面白い。皮肉が出てくるたびに面白さを誰かと共有したくなるなあ。

近所のプロヴァンス人たちの事ばっかりが書いてあるんだけど、書いているイギリス人マダムの著者の人柄はもちろん容姿までも浮かんできたよ。

美しい村での生活だけど、夫婦としては短い時間だったんじゃないかな…少し…悲しいね。


気になった言葉は

「ほんの少しの忍耐力と時間の浪費とひきかえに、プロヴァンスではたくさんの友人ができる」

これはプロヴァンスだけじゃないなあ。古今東西おなじこと。私も心がけねば。

今の私に必要なのはこういう本のような気がする。



以前、サクソフォンで、ポール・モーリスの[プロヴァンスの風景]を吹いたなあって思いだしたよ。

あの頃は、プロヴァンスを知ろうと"プロヴァンス風サラダ" とか "プロヴァンス風チキン料理"を食べて気分出してたなあ…

もしあの頃、この本を読んでたらどんな風に吹いただろう…いやまあ、楽器を再開してもいいんだけど…しちゃおうかな…!?



そして、どの家にもある糸杉。ゴッホの絵もプロヴァンスだねえ。

最近の読書では、[三体]がさっぱり理解できず、アンナ・カヴァンは好きだけどツラい内容だったから、こんな楽しい本を読んで心が軽やか~♪

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髪を切ったよ。ばっさり。

美容師さんが「夏が始まるころに切っとけばよかったですねえ」って言わはったけどまだまだ夏な気がする。あと二か月くらいは。

それともある日突然、冬になるのかな??夏から冬に!



2024年9月10日火曜日

氷 / アンナ・カヴァン

夢で見た世界、もしくは寝る前に頭の中で作る想像の世界を一気に書き上げたっていう感じ。

それがこんなにも苦しい世界だなんて…


前に読んだ[鷲の巣]と同様、主人公の男性は暴力的だし。


著者のことが心配になるような世界観だけど、それに引き込まれる私も心配。

アンナ・カヴァンは薬物中毒だったそうだけど、私はアンナ・カヴァン中毒になりそうだ…



気候変動に戦争。50年以上前の小説だけど現在みたい。

そういえば、2030年からミニ氷河期が始まるってハナシもあるって。都市伝説??

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少し前からお休みの日の朝に始めたウォーキング。

暑いのと日焼けを避けるために、日が昇る前からスタート。

朝起きるっていうのがなかなか難関。

普段は早朝覚醒しちゃうのに、歩こう!っていう日に限って起きられないという…


2024年9月2日月曜日

鷲の巣 / アンナ・カヴァン

不思議な物語。

物語は、すべて、心が壊れてしまった主人公が作り出した幻想なんだろうか…

もしそうなら楽しく幸せな幻想を作り出せたらよかったのに、と思う私は無邪気が過ぎるのかな。

悲しく冷たい物語だけど惹かれる文章でした。


で、これは、京都の恵文社でジャケ買い。

約1年積読だったけど、新品の本は気持ちいい。栞の紐も真っ白光沢があって気持ちいい。


どうにもこうにも分からない[三体]を読み終わったあとだったけど、この本は面白く読めたからホッとしたよ。

合わない本を読むのって苦痛だなって分かったよ。

この[鷲の巣]も、個性の強い本じゃないかなあ。でも私には面白かった。こういう出会いがうれしいワ。。

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お昼休みに、本を返しに図書館へ。

気温も湿度も真夏同様高いけど、太陽の力は少ーし弱くなってる気がする。


弱くなってるのは私の体力も。

始めたばかりのウォーキング、続けられますように。