このブログを検索

2024年3月20日水曜日

没後50年 福田平八郎

大阪中之島美術館

良かったー!とっても良かった!

知らない人で、チラシに惹かれて行ったんだけど、思いがけず楽しい時間になりました。


もうね、額縁がとても邪魔に思えたよ。

余白が充分にある絵でももっともっと広がりがあれば、と思った。

縁いっぱいに描かれたものは、その先を想像して楽しかった。

指で囲って額縁を消して観たら、絵の中にずーんと入っていけて楽しい!


楽しい色で形が単純化されたものは、同じものをたくさん並べて壁紙やテキスタイルにしたらきっと楽しい。


逆に額縁が印象的だったのは、掛け軸に描かれた "竹" 。

緑の掛け軸に、白黒の竹の絵。

色が逆転していてなんて素敵。


2パターンあるチラシもブックカバーにぴったりで、ああうれし♪

****************

去年の今頃は いちご 安かったなー。

今年は倍くらいしてる。食べてるけど。

2024年3月17日日曜日

京都府庁旧本館

現存する日本最古の議場だとか。竣工は120年前。

で、今も使われている。議場や知事室は新しい建物にもあるけど、議場は市民講座やコンサートをやってるんだって。


当時の家具を使っているカフェにも行ってきました。

お客さんが少なくて、部屋が3つに区切られているんだけど、奥の部屋は貸し切り状態。クラシックな雰囲気を堪能しました。

****************************

帰りに、大垣書店の本店に寄りました。

大垣書店が街中に出来たのは、私が引っ越してから。だからここは初めまして。ふむふむ…。そして、またもや積読本が増えたのでした。いつ読めるかな?楽しみ♪








2024年3月16日土曜日

河井寬次郎記念館

いつか行ってみたいと思っていた河井寛次郎さんのお家。

とても素敵なところでした。

二階の段違いになった部屋、お庭に面した茶室が特に好き。お庭の丸い石も面白い。こんなところで暮らせたらいいだろうなあ。

いやまあ、最新設備のあるマンションも憧れるんだけども…


敷地の中には登り窯もありました。

形の違うたくさんの椅子も楽しい。

気になったのは掛け軸に書かれた "火誓浄新" という言葉。その名前の焼き物もあるらしいんだけど、節分から気になっていた "火" "浄" という言葉に出会って、ああ嬉しい!

どういう意味なんだろう…自分の解釈で胸にそっと。

************************

景品が当たったー♪すっかり忘れていたから宅急便屋さんが来てびっくり。

もらったのは "高知家" というお菓子のセットと牧野富太郎の絵が描いてあるボトル。

絵はバイカオウレン(梅花黄蓮)。ネットで見たら、なーんて可愛らしいんでしょう!咲いてたら見つけることができるかな?見つけてみたいな。

そして高知。未だ未踏の地。昔々、沖縄に行ったとき「高知から船で来た」っていう人に会ったことがあったなあ。地図上では近い!って思ったことがあったのが私の中の高知の唯一のエピソード。

いつか行ってみたいな。







2024年3月12日火曜日

マスク / 菊池寛

 青空文庫で。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/60714_74627.html


1920(大正9)年7月のもの。


菊池さん、あのね、丁度100年経った2020年にも風邪が大流行したんだよ。

毎日のニュースで死亡者数が報じられてみんな一喜一憂したんだよ。同じですね。

でね、マスクをつける人が多数のときはマスクをつけない人が非難されて、マスクをつけない人が多くなると、つける人が非難されるんです。こういうの"マスク警察"って呼ぶんです。面白いでしょ。


あ、脈をとる時に手首を押さえることはしなくなりました。

今はね、機械でできるんです。


100年経つと新しい機械ができるんですね。

でもマスクするっていうのは変わりませんでした。まあ不織布っていう布でできたものがメインですけど。政府はガーゼ製のマスクを国民全員に配りましたよ。大不評でしたが。


次の100年後はどうなるんでしょうね。

********************

ぬか床にカビ…。今回は何か月もったかなあ。だいぶ水っぽくなってたのを何にも入れずにほったらかしにしてたらおかしくなっちゃった。


まあ、ワタシ的には 糠漬け=秋冬、マリネ=春夏、だから、そろそろマリネの季節ってコトで♪

今シーズンはピクルスにも挑戦してみよう♪


漬けようと思って買ってきた人参は、次の日に買った蓮根とこんにゃくと一緒に煮物になりましたとさ(鶏肉入れればよかった)


写真は、金曜日に買ったスイトピー。なんだか、紅白饅頭か運動会かって感じで剽軽な感じです。


2024年3月8日金曜日

いよよ華やぐ / 瀬戸内 寂聴

ずーっと積読だった本。なんと平成13年発行でした。なーんと23年間も本棚ほったらかし…!

タイトルに惹かれて買ったんだけど、元の詩は・・・

年々に、わが悲しみは深くして、いよよ華やぐいのちなりけり 岡本かの子


しかしまあ、不愉快極まりない描写があちこちに。

 あんな"女子トーク"したことないよ。

いったん読み始めたから、すぐにサクッと読めるからと、最後まで読んだけどさ。


気に入った言葉

「死ぬことを往生っていうのはいいなあ、往きて生まれるってことでしょう。」

仏教用語で極楽浄土に往ってそこで生きる、という意味なんですって。

*****************

一番下の写真は "恵文社" のブックカバーにリボンをつけたもの。

リボンをつけるのが気に入っています。

読んでいるときに両端からリボンが垂れるのが嬉しくて。


恵文社には2月の末に行ってきました。


2010年、イギリスのガーディアン紙で「世界で一番美しい本屋10選」に入ったそう。昔からあるみたいだけど知らなかった…で、初めて行った来たよ。どの辺が "世界で一番" なんだろう…と思いながらも、初めて知った作家がたくさんあってアンナ・カヴァンを買いました。


それにしても文庫本って高くなったねえ。私は500円以下の感覚だったよ…

思わぬ散財をして積読本を増やしてしまいました。


下鴨神社にお参りして、本屋さんに行って、本屋さんの近くにあったパン屋さんに寄って返ってきました。

叡電に乗ったのも久しぶり。ホームにピタパの機械があってなんか笑っちゃった。不似合いさが可愛くて。

京阪電車にも乗ったよ。中国語と韓国語のアナウンスが美しくて聞き惚れた。街中で聞く言葉とはずいぶん違って聞こえたよ。

中国の時代劇も言葉は美しく聞こえる。

どんな言葉も良い声で優しくしゃべると美しくなるんだろうなあ。心に刻もう。


2024年3月2日土曜日

Candlelight: ヴィヴァルディの四季 クァルテット・ソラ

大槻能楽堂

初めましての大槻能楽堂。

舞台上に敷き詰められた蝋燭に「どうやって登場しはるんやろ?」って思ったけど、ちゃんと通路が空けてありました。

蝋燭の灯のゆらゆらは左右じゃなくて上下に見えた。

幽玄…んーなんかちょっと違うな…

静かで動があって生があって明るい。ああ、そんな人になりたい。


チェロ以外は立奏でした。舞台下音響を考えてかな、と思ったりもしたけどどうなんだろう。

昔、能舞台に立つには白い足袋(靴下)って聞いたことがあったけど、見えなかった。どうなんだろう。

舞台の真上の屋根で、場所によって聞こえ方がだいぶ異なりそう。演奏者は気持ちいいだろうなあ。


音楽はとても丁寧。

神経衰弱気味の私にはこれくらいがぴったりなのかも…って思いました。

*****************

めまいのお薬が効かなくなっちゃったのかなあ、って不安になってたんだけど "白い恋人" をもらったら調子よくなってきた♪

そしてこの めまい は、自律神経由来のものじゃないかと自己診断。だって「ム!」っていうことがあるとなるんだもん。

すごく小っちゃい「ム!」でもテキメン。

なんか、ショックなことがあるたびに気絶してたっていう昔のヨーロッパの貴夫人みたいやな♪笑える♪

それが "白い恋人" で治っちゃうって…笑える♪


一番下の写真は、おひな祭りのお菓子。





#Candlelight

2024年2月28日水曜日

えんぴつで菜根譚

えんぴつシリーズ4冊目

コロナ前に、街や旅行先(国内)に溢れていた中国からの観光客にげんなりしていたので中国のものは避けていたんだけど、買ってみたら、あら素敵な言葉!


菜根譚の意味

野菜の根は非常に硬いが、それをかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる


お気に入りの言葉二つ

「人能心和氣、色婉言、母兄弟間、形骸兩釋、氣流、於息觀心萬倍矣」

訳:人の心が誠で気が和らぎ、おだやかな顔つきでやさしい言葉を使い、そして父母兄弟の間がまるで体がとけあうように気持ちが互いに通じ合えば、正座をして息を整え、座禅して念を凝らすことよりも数万倍の効果があろう。


「信人者、人未必尽誠、己則独誠矣。疑人者、人未必皆詐,己則先詐矣」

訳:人を信用するものは、相手がすべて誠実であるとは限らないが、少なくとも自分だけは誠実であるといえる。逆に、人を疑ってかかる者は、相手がすべて偽りに満ちているとは限らないが、すでに自分は心を疑っていることになる。

*****************

2月末の生菓子。

写真上から "めばえ" "雪"。眼福。口福。

"めばえ" 形がおもしろい。

"雪" 写真ではわかりずらいけど、とっても繊細な模様と形。