2025年12月31日水曜日

密林の語り部 / バルガス=リョサ

アマゾンの自然や野蛮さは少し鳴りを潜めて、哲学的なお話。

密林のインディオとユダヤ人と外見に特徴のある人。主人公が距離を置いて見ているから読み進められるのかな。

考えるほどに深いお話しでした。


読んでる途中でNHKの "アマゾン源流地帯〜森の民・マチゲンガを訪ねて〜" を見たよ。

リョサの世界とテレビの画面と。どちらも…コワイ…


気になった言葉:民俗学は人間性を破壊するためにグリンゴ(中南米ではアメリカ人に対する蔑称)が創り出した似非科学


そして…

私が子どものころ、リビングに観葉植物としてゴムの木が置いてある家が多かったような気がするなあって思ったよ。

あれは…ゴムブームの影響だったのか???


"グリンゴ"とか"センドロ・ルミノソ"なんていう言葉も久しぶりに聞いたワ。

あー、青春だったなー…

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阪神百貨店の古本フェアに二日連続で行ったよ。

本を買ったら紙袋にリサ・ラーソンの猫を付けてくれました。

クリスマスイブから部屋のあっちとこっちにリサ・ラーソンの猫。


年末年始は引きこもり。

心静かに引きこもっていられるというのも幸せなことなのだ。




2025年12月13日土曜日

KOBEとんぼ玉ミュージアム

行ったきっかけは、ゴッホの "夜のカフェテラス" をガラスで模倣したものを展示してるって知ったから。

本物はずいぶんな人混みにまみれてるらしいし、ガラス玉も見たかったし、元町の本屋さんにも行ってみたかったし…


久しぶりの神戸は三宮の駅が大工事中。

どんなふうになるんだろうね。楽しみだね。


で、美術館。

少ない展示だったけど、こんな世界があるのかと見入ってしまいました。


アンナ・カヴァンの小説の中の世界みたいだったり、"巨匠とマルガリータ"の世界みたいだと思ったり。

めくるめく想像の世界にはまっていく感じ。

ガラスケース越しに観てたけど、手に取ってみたいな、身近に置いてみたいなって思ったよ。

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一番気に入ったのは、うまく撮れなくて残念。

下の方の写真は、交野の植物園。

また行きたいな。












2025年12月9日火曜日

緑の家 / マリオ・バルガス=リョサ

読みにくいという評判に、手を出すのに勇気がいったけど大v丈夫だったよ!

確かに「いったい何が起こってるんだろう??」とは思ったけど、評判通りの想定内だということで気にせず読み進めました。

文章が長くないから、読めちゃうし、人の繋がりがわからなくなっちゃうけど、起こってることは興味深い。

これが普通の構成だったらどうだったんだろう?

これは、こういう構成を楽しむ本なのかな…と思ったり…


原始的で野蛮でマッチョな物語でした。あー、アマゾン!

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今冬のイルミネーション。

海遊館と御堂筋と難波。

毎日見ても飽きないよ。木に負担がかかってないかなっていうのがちょっと気がかり…









2025年12月3日水曜日

~第67回 東京国際ギターコンクール優勝~ AUSIAS PAREJO(アウシアス・パレホ) クラシックギター リサイタル

ヤマハミュージック 大阪なんば店 2F サロン

ああ、やっぱりクラシックギターっていいなあ、好きだなあって思った時間でした。

曲も全部好きだったよ。


なんにもわからない私でも「すごい」って思うテクニックを見せてくれたり、曲がわかりやすいって思えたのは演奏者が若い人だったからかな?? 19歳だって!


大御所になると、テクニックも感情も全てがさりげなくなっちゃうからねーー。


ピアノに聴こえたり、バイオリンの音がしたような気がしたり、曇ったり、キラキラしたり、ピアノのペダルを踏みかえてるようだったり…いろんな音が聴こえました。

私の耳のコンディションも良かったんだろうか??

もっといろいろ聴いてみたいって思ったよ。

ありがとう。

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下の写真は、鴨川をお散歩したときのと、長居植物園の秋バラ。

鴨川の空は手が届きそうだったよ。

秋のバラは可愛いね。強いね。静かだね。凛としてるね。




2025年12月2日火曜日

シャンソニエみつき第48夜

中央電気倶楽部 5F ホール

ずーっと聴いてみたいと思ってた シャンソン なるものを聴いてきました。

日本人が歌うシャンソンだけど。

客席は、人生の大先輩ばっかり。私が一番若かったんじゃなかろうか…一番は言い過ぎかな…


なぜ年を取るとシャンソンを聴きたくなるんだろう?

いやまあ、日本画だったり陶器だったり、落語だったりと順調に好みがエイジングしてるんだけど…


そしてシャンソン。

ラブソングが多め。しかも暗い。苦手だ…でもそのうち思った。エンターテイメントなんだ、この人(歌手)はこの役を演じたはるんや!って思えてきて…そう思ったら、おもしろい!私もやってみたい!演じてみたい!


二部からは特にいいなあーって思えてきたよ。ピアノの音もバイオリンもコントラバスの音もよく聴き分けられてきてうっとり。これは空きっ腹に飲んだワインが効いてきたから??


そんなこんなで、初めてのシャンソン体験を楽しく過ごしました。


初めての "中央電気俱楽部" も素敵な建物でした。

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一番下の写真は先週末に買ったピンクの鶏頭。

今年最後の鶏頭になるでしょう。

鶏頭のピンクはいいね。






2025年11月30日日曜日

臨済宗相国寺派大本山相国寺

秋の特別拝観でお参りしてきました。

近くに住んでいましたというのにちゃんと伺ったのは初めてという体たらく。

近頃の京都、特に紅葉シーズンの今は大変な人混みというニュースですが、街のまんまんなかの御所も相国寺も人は少なく、親切なガイドさんたちときれいなお庭に癒され、鳴き龍と花天井を楽しみました。

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透き通るような赤もみじも鮮やかな黄色もみじもいいけど、両方混ざったのが好きだなあって思ったよ。

緑も混ざれば尚良し。楽しくて、可愛いい。






2025年11月29日土曜日

相国寺承天閣美術館

街中にあって、小さくて、静かで、きれいなお庭が眺められて…

自分の好きな美術館がどういう所か、っていうのがわかってきたかも。

ここも好きなところになりました。


常設展が帰ってきたらまた行こう。

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紅葉の落ち葉が敷き詰められていて見るからにふかふか。

さわったらやっぱりふかふか。




2025年11月17日月曜日

楽園への道 / マリオ・バルガス=リョサ

アマゾンのお話を読みたくて…巡り巡ってこの本に辿りつきました。

もうアマゾン関係ないけど、リョサとタヒチっていうのに惹かれて…


なんと実話だったよ。

社会主義っていうのがどうも肌に合わないって思ってたんだけど、読むうちにフローラの一生懸命さに打たれてきたよ。


そしてゴーギャン。

彼の絵は好きだったんだけど、読むうちに「酷い男だ!」って憤慨してきて…でも芸術に目覚めたころの話はグッとくるし、最後は、慈しみたくなる…


これらは、フローラやゴーギャンがっていうより、どこかの誰か(神様か大天使か…)の目線がとてもとても優しくて大きな愛がいっぱいだからな気がするよ。


神様や天使がいるのかいないのかは分からないけど、こうやって温かく見守ってくれているって思ったらちょっと嬉しいね。

そう、神様はなんにもしてくれない。見てるだけ。

でもいいよ、寄り添って見ててくれてるってうれしいことだと思ったよ。

神様も天使もいないんだとしたら…私が私を見てるよ。


この神様(もしくは大天使さま)の目線がリョサなんだとしたら、リョサってなんて素敵な人!って思っちゃったよ。


リストやマルクスなどなど、有名人がさりげなく出てくるのも面白い。

そして主人公二人の最期…ユニークな人生だけど二人ともとても良い友達に囲まれての最期。いいね。



気になった文章(1)

「商業と富の過剰は、住民のあいだに重商業主義精神と極端な個人主義を生じさせ、貧乏人や搾取されている人々までがそれに感染していて、そこには団結を目指す気配などほとんど感じることはなかった。

 

ーーー思ったこと。

資本主義って原始的で野蛮なのかも。人はほっといたら資本主義になっちゃうんだ。

それに抗おうとする社会主義こそ文明なのかも。

でも本能が資本主義を求めるのなら、社会主義は勝てないのか??


気になった文章(2)

「海に沈む前の太陽は火の玉となって生物も無生物も真っ赤に染め、数分間の奇跡の瞬間、地球の表面すべてを虹色に染め上げる」


「芸術とは自然を真似るのではなく、技術を習得し、現実の世界とは異なる世界を創ること」

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長居植物園に行ってきたよ。

写真はミューレンベルギア・カピラリス。

フワフワの中にダイブしたい気分♪



2025年10月21日火曜日

アマゾンの悪魔 /ヘルマン カストロ

おもしろかった!夢中になって読んじゃったよ。

小説かと思ったらルポタージュ。ルポタージュなんだけど、ほんまなんやろか!?っていう凄まじさ。ほんまなんよねえ?

人間ってすごいなあ!


犬は太古から人の友達っていう言葉を思い起こされるいくつかの場面も印象深い。

樹冠が川に覆いかぶさるという光景、バージンセルバという言葉。想像がふくらむ。

野蛮だけどこれぞロマンだ、ハードボイルドだー。

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下の写真は森ノ宮駅に展示してあった地下鉄の照明!

駅が改装されてからずっと気になってたからすぐわかったよ!

間近で見るとその大きさにびっくり!

やっぱり淀屋橋駅の照明が好きだなあ!!


本日、高市内閣が発足。

これもワクワク!




2025年10月16日木曜日

第268回クラシックファンのためのコンサート

東口泰之 ファゴットリサイタル

大阪倶楽部 4階ホール


プログラムを見て"長調"の文字がなんだかうれしい。

そういうところで自分のメンタルに気付けるんだなあ、などと。


曲は細かいタンギングが多かったよ。

楽器に合った曲がいいなあと思った次第。

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万博終わった。

最後の三連休は三晩とも花火を観たよ。

時間が短いのがちょっと残念だけど、直線距離3キロで見えた花火は大きいのだと手の平サイズ。堪能したけど、いつか真下で見上げながら花火を観てみたいなあ…


毎日毎日大混雑の地下鉄で、これも半年間の辛抱って思ってたけど、終わって1週間経つ今もたいして変わらん。

あれ?前からこんなもんだったんだっけ?




2025年10月13日月曜日

第26回大阪国際音楽コンクール グランドファイナル=ガラコンサート

高槻城公園芸術文化劇場 南館 トリシマホール

初めましての 高槻城公園芸術文化劇場 南館 。

舞台はなかなかの賑やかさ。

帰りは、客席前方の扉から出たら、出演者の控室が並ぶ廊下に出ちゃって迷子になったという…


そして、久しぶりのこのコンクールのガラファイナル。

出演者は小さいお子さまばっかり!半分以上は中学生以下なんじゃなかろうか…

で、全員アジア人。日本人は数名。ここでも時代が変わったことを見せられたよ。


そしてそしてその子どもたちの上手さも数年前と比べると格段に上がってる!

みんな上手!で、また難しくて派手な曲を選ぶことといったら………


すごいなあとは思う。思うんだけど…まあコンクールだから……


大学生や大人の演奏でホッとしたりした、そんな時間でしたよ…

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この三連休、四天王寺と天満宮の古本市に行ってきました。

いーっぱい本があるのに "買いたい" と思う本がない寂しさったら…

"読みたい" はあるんだけど…

今年の天満宮は規模が小さいっていうから、行かないつもりだったんだけど、四天王寺でなんにも買わなかったから天満宮へも足を延ばした。

で、文庫本上下巻をお買い上げ。良かった!




2025年10月10日金曜日

かもめのジョナサン / リチャード・バック 五木寛之 訳

1996年からの積読本!

30年前じゃないかーーー!!!


ジョナサンが孤独に練習を繰り返すシーンが好き。

五木寛之の解説が好き。


鳥ってあんまり好きじゃなかったけど、この本を読んでからそうでもなくなったよ。

職場がある高層階の窓から、カラスが翼を広げてるのを見ると「おおー、飛んでる飛んでる」って思うようになっちゃったよ。

影響されやす過ぎる自分にビックリやわ


気になった言葉:「もっと他人を愛することを学ぶことだ」

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下の写真はお散歩中に撮ったもの。ヤマボウシかなあ?

前に読んだ本で知った"樹冠"っていう言葉が素敵だなあと思って。